• お問い合わせ
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • サイトマップ
  • 携帯サイト

メニュー

ここから本文です。

更新日:2020年7月9日

わかば奨学金

わかば奨学金の創設〔1995年度~〕

1995年1月に発生し、甚大な被害をもたらした兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)では、両親を亡くした児童・生徒は88人、父親・母親のいずれかを亡くした児童・生徒は286人となり、震災遺児は374人を数えました。

 大切な家族を失った子どもたちを精神的に支え、生活を少しでも安定させ、学業を継続できる環境を保障しようと、学校現場に勤める教職員がいち早く立ち上がり、震災後間もない同年4月から、返済の必要がない奨学金制度として「わかば奨学金」がスタートしました。

「わかば奨学金」を創設するにあたっては、兵庫県教職員組合協議会と財団法人兵庫県学校厚生会が連携し、新たに奨学金のための基金として「わかば奨学金基金」を設け、共同で運営していくこととしました。 

「基金」設立後は、募金活動として県内各地の所属所や関係団体・施設に募金箱を設置して協力を依頼するとともに、兵庫県教職員組合の青年部や女性部を中心とした街頭募金活動が活発に行われました。また、兵庫県学校厚生会では、毎年5月と11月に募金強化キャンペーンを行い、ふれあいフェスタや各種イベント会場でも募金活動を行いました。さらには、兵庫県教育委員会発行の防災教育副読本「明日に生きる」などの売り上げも基金に充当してきました。

これまでの寄付及び給付の状況

「基金」の発足時は、兵庫県教職員組合協議会及び財団法人兵庫県学校厚生会からの寄付を原資としてスタートしましたが、その後の精力的な募金活動の結果、多くの団体や個人の方から寄付をいただきました。また、活動が広がり周知されるにつれて、兵庫県内だけでなく、日本全国さらには海外からも寄付が寄せられました。2013年度には、わかば奨学金制度の趣旨に賛同した一般の方から、遺言により5千万円の寄付が寄せられました。 

また、給付については、対象が18歳までであることから、年次進行とともに給付対象者は徐々に減ってきましたが、最終年度である2013年度までに延べ2,545人(実295人)に対し、総額2億1千561万8千円の奨学金を給付しました。 

自然災害遺児への奨学金給付 [2011年度~]

対象を自然災害に拡大

2013年度をもって兵庫県南部地震に起因した奨学金給付が終了することから、2010年3月に開催された兵庫県南部地震遺児奨学金基金理事会において、以後の奨学金の事業展開について審議が行われ、以下の内容が決定されました。 

  • 兵庫県南部地震に起因する奨学金は、給付対象者が存続する2013年度までの間、現行の規定に基づき給付を行う。
  • 今後は、現行奨学金の趣旨を継承し、地震だけでなく台風、豪雨、津波など自然災害により保護者を亡くした子を対象者とした新たな奨学金として給付を行う。
  • 保有基金は、財団法人兵庫県学校厚生会へ寄付を行い、今後は同会の事業として実施していく。

 自然災害を対象とした給付

2011年度から自然災害を対象とした新たな奨学金がスタートしましたが、対象者については、2009年8月に佐用町を中心に大きな被害を与えた台風9号まで遡り、奨学金給付を行うこととなりました。2015年度までに延べ11人(実3人)に対し、総額173万6千円の奨学金を給付しました。

知事から兵庫県学校厚生会へ感謝状の贈呈

震災後、数少ない給付方式の奨学金として、延べ2,545人(実295人)の震災遺児に奨学金を給付し、兵庫県の教育振興に大きな貢献をしたという理由により、2014年1月17日に兵庫県知事から兵庫県学校厚生会へ感謝状が贈呈されました。 

阪神・淡路大震災20年事業

2015年1月15日から20日までの間、兵庫県学校厚生会館において「阪神・淡路20年 -1.17は忘れない-」記録・写真展を開催しました。同時に、「わかば奨学金20年のあゆみ」を発刊しました。 

わかば奨学金20年のあゆみ(PDF:670KB)

 制度内容

給付対象

兵庫県内の自然災害に起因する理由により保護者を亡くした小学校・中学校・義務教育学校・高等学校・中等教育学校・特別支援学校・高等専門学校・学校教育法第134条に規定する各種学校のうち外国人学校に在学している児童・生徒(高等専門学校は3年修了まで)

給付金額

  • 小学生:月額6,000円
  • 中学生:月額8,000円
  • 高校生(高等専門学校生):月額10,000円
    特別支援学校、外国人学校等は、上記に準じる。

給付金の返還

不要

 ご寄付のお願い

災害が起きないにこしたことはありませんが、地震のほか台風や豪雨などの異常気象により、いつどこで大きな災害が起きるか分かりません。つきましては、「わかば奨学金」を不測の事態に迅速に給付できるよう、皆様に「わかば奨学金」の趣旨をご理解いただき、ご助力をお願いいたします。ご寄付の金額は少額でも結構です。いただいた寄付金はすべて子どもたちのために使います。

  • わかば奨学金へのご寄付は一般寄付金となり、寄付金控除の対象となりません。 

 寄付方法

  • 手数料無料の専用振込用紙を送付しますので、電話・FAXまたは下記フォームでお問い合わせください。

      「わかば奨学金」専用振込用紙申込フォーム

  • 現金書留でも受付できますが、クレジットカードでは受付できません。
  • 専用振込用紙以外での振込みは、手数料がかかります。
  • 振込先

金融機関名

支店・口座番号

三井住友銀行

金融機関コード 0009

神戸営業部(店番:500)普通 8549478
(一財)兵庫県学校厚生会 
ザイ)ヒョウゴケンガッコウコウセイカイ 

ゆうちょ銀行

金融機関コード 9900

01160-6 60024
(他行から振込の場合)
一一九店(店番:119)当座 0060024
兵庫県南部地震遺児奨学金基金
ヒョウゴケンナンブジシンイジショウガクキンキキン

 専用振込用紙を使わずに送金された場合、お手数ですが電話・FAXまたは下記フォームでご連絡ください。
 ◆「わかば奨学金」振込連絡フォーム

 お問合せ先

〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通4-7-34

(一財)兵庫県学校厚生会 「わかば奨学金」基金事務局

電話 078-331-9968 FAX 078-322-3582

よくあるご質問

Adobe Acrobat Readerのダウンロードページへ

PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe Acrobat Readerが必要です。Adobe Acrobat Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先から無料ダウンロードしてください。

お問い合わせ

福祉厚生部公益係

電話番号:078-331-9051

ファクス番号:078-322-3582

「わかば奨学金」事務局