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大阪歴史博物館では、令和6年(2024)10月30日(水)から12月23日(月)まで、8階特集展示室において、特集展示「心斎橋ときもの ―小大丸260年のあゆみ― 」を開催します。 大阪の中心市街のひとつである心斎橋は、近年賑やかさを増しています。そうしたなか本年3月に心斎橋筋の老舗呉服商・小大丸が創業260年を区切りにその歴史に幕を下ろしました。明和元年(1764)に古着商として開業した小大丸の前身・大和屋は、天明5年(1785)には心斎橋筋へと進出し、ほどなくして武士から庶民に至るまで、あらゆる階層の人々の衣生活を支えるようになった呉服商でした。また小大丸の歴代当主・白井忠三郎は、心斎橋のためにも大きな役割を果たした地元の名士でもありました。 本展覧会では、商業地としての心斎橋の発展と呉服商・小大丸のあゆみについて、歴史資料と近代の服飾品によって振り返ります。大阪・関西万博の開催を来年に控えさらなる変容をとげる心斎橋の歴史とともに大阪の衣生活や服飾文化の変化に目を向ける機会となれば幸いです。
本展覧会では、デュッセルドルフ在住のグラフィックデザイナー、グラフィックデザイン研究者・大学教授であるイェンス・ミュラー氏が設立した「A5コレクション・デュッセルドルフ」を日本で初めて紹介します。戦後西ドイツのグラフィックデザイン資料を中心に収集され、ポスターだけで1,000点以上、その他資料類は10,000点を超える規模に成長した本コレクションは、戦後の分断から1990年ドイツ統一までのグラフィック表現を探る上で非常に重要なものです。 戦前のドイツではバウハウス(1919~33年)がモダンデザインの思想と教育を世界に示し、戦後の西ドイツではその理念を継承するウルム造形大学が1953年に開設されました。第二次世界大戦後、アメリカのデザインがもてはやされる中、ドイツではモダニズムの思想を受け継ぎながら、デザインと科学・哲学・社会思想などとの接点を探る、デザインの理論と実践を発展させていきました。 1950年代末、西ドイツのGNPは世界第2位に躍進し「経済の奇跡」と呼ばれましたが、その背景にはドイツ特有のデザインシステムが関与したことが考えられます。世界で最も古い歴史を持つセーリング・…
約250点、世界が熱狂したザ・ビートルズ絶頂期の記録 ポール・マッカートニー撮影の未公開プライベート写真を展示 1962年にデビューし、瞬く間に世界のトップミュージシャンとなったザ・ビートルズ。本展は、ジョン・レノン、ポール・マッカートニー、ジョージ・ハリスン、リンゴ・スターの4名が世界を熱狂させ社会現象となる1963年12月から、「エド・サリバン・ショー」でアメリカに凱旋した1964年2月までの約3か月間の記録です。彼自身が撮影したものや、60年前からネガやコンタクトシートのままでプリント化されてこなかった貴重な写真を含む約250枚が展示されます。 展示される写真について、ポールは「どの写真を見ても思い出がよみがえってくる。彼らがどこにいて、私たちが何をしていたのか。カメラマンと一緒に写っている写真を見ると、初めてニューヨークに来て、セントラルパークに連れて行かれたときのような思い出がよみがえる。僕らが彼らを見ると、彼らは写真を撮るんだ。『西海岸にもう1枚』ってね。そういう話は全部覚えているよ。」とコメントしています。 音声ガイド 展覧会の音声ナビゲートも、…
いのちの色たち 愛媛・岡山で約8万人を動員し、満を持して、神戸に上陸します。 神戸展では、全長26mの圧巻の代表作「Animal History」はもちろんのこと、色彩に埋もれる没入空間、神戸展のために石村嘉成が新たなテーマに挑戦した異色の新作など200点を超える作品を展示。 “いのちの色”を感じる美術展となっています。 「白いキャンバスはワクワクします」 来る日も来る日も生きものだけを描き続ける、若手アーティスト・石村嘉成。 独特の色彩で、カンヴァスの上に、“いのち”を吹き込んでいます。 じゃれあうインドゾウの親子、子供を守るライオンのお父さん、春を待つ深紅のツバキ、 どんな状況下の“いのち”も、石村が描くと、とたんに生命力にあふれ、温かい。 まるで動物と会話でもしているかのよう。 「明日も描きたい」 10年間の制作活動で700点を超える作品を生み出している石村嘉成。 一番好きな作品は? と聞かれると、必ず「次に描く絵」と答えています。 いつどんな時でも、明日へと進むこの不思議な石村ワールドに触れれば、あなたの明日も何かが変わるかも!? 展示室…
イタリア人の両親のもとギリシャで生を受けたジョルジョ・デ・キリコ(1888-1978)。1910年頃から、簡潔明瞭な構成で広場や室内を描きながらも、歪んだ遠近法、一見すると脈絡のないモティーフの配置、幻想的な雰囲気によって、日常の奥に潜む非日常を表した絵画を描き始めます。後に「形而上(けいじじょう)絵画」と名付けた1910年代の作品は、サルバドール・ダリやルネ・マグリットといったシュルレアリスムの画家をはじめ、数多くの芸術家に衝撃を与えました。1919年以降は伝統的な絵画技法に興味を抱くようになり、古典絵画の様式へと回帰していきます。それと同時に以前の形而上絵画の題材を取り上げた作品も頻繁に制作するなど、90歳で亡くなるまで創作を続けました。 本展はデ・キリコのおよそ70年にわたる画業を「イタリア広場」「形而上的室内」「マヌカン」などのテーマに分け、初期から晩年までの絵画を余すところなく紹介。さらに彼が手掛けた彫刻や舞台美術も展示する、日本ではかつてない規模の回顧展です。デ・キリコ芸術の全体像に迫り、その唯一無二の表現力を堪能できるまたとない機会となるでしょう。
世界遺産「日光の社寺」。国宝9棟、重要文化財94棟の文化財建造物を中核とする日本が世界に誇る文化遺産です。17世紀の日本を代表する天才的芸術家の作品群といわれ当時最高水準の建築技術によってつくられました。 その魅力は、なんといっても日光東照宮や日光山輪王寺大猷院などの圧倒的に絢爛豪華な建築装飾です。これらの建造物は、今日までその輝きを失っていません。伝統的な技と技術、そしてそれらを活かす知識を確実に継承し、保存修理を繰り返してきた匠の力がそれを成し遂げているのです。これらの「伝統建築工匠の技」は、2020年12月にユネスコ無形文化遺産として登録されました。 本展では、伝統建築工匠の技のうち、日光の社寺を彩り、比類のない豪華さときらびやかさを際立たせている装飾技術の「彩色」と「金工」に着目し、その美しさの謎に迫ります。普段は遠目にしか見ることができない、きらびやかな建築装飾の世界と伝統技術の粋をぜひ間近でご鑑賞ください。
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