ホーム > イベント > チケットプレゼント検索 > 特別展 生誕151年からの鹿子木孟郎 ―不倒の油画道― 泉屋博古館
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更新日:2025年10月6日
このたび、泉屋博古館(京都本館)では、特別展「生誕151年からの鹿子木孟郎 ―不倒の油画道―」を開催いたします。
本展覧会は、近代の日本洋画に本格的な写実表現を移植した鹿子木孟郎(かのこぎ・たけしろう)の生誕150年を記念して開催するものです。鹿子木は現在の岡山市に生まれ、はじめ天彩学舎や不同舎で洋画の基礎を学び、のちにフランスへ留学しました。パリでは19世紀フランス・アカデミスムの正統に属し、歴史画の名手として知られたジャン=ポール・ローランスの薫陶を受け、生涯を通じてフランス古典派絵画の写実表現を追究しました。帰国後は、関西美術院や太平洋画会、文部省美術展覧会の中心的な画家として活躍し、近代日本洋画の発展に確かな足跡を残しています。一方で鹿子木は、留学の支援を受けた住友家15代当主・住友春翠に、師ローランスの代表作のほか自作や模写、その他西洋名画を仲介しておさめるなど、住友家と深い交流を結んでいることも見逃せません。
本展は初期の天彩学舎や不同舎で学んだ素描から、渡仏しフランス古典派の巨匠ローランスに学んだ渡欧作、帰国後の関西美術院や下鴨家塾での活動などを作品により網羅し、生涯の画業を紹介しつつその功績を再考します。とくに師ローランスの写実技法の伝播について再検討を行い、近代日本洋画における写実表現の展開をめぐる問題を検証します。
本展ポスター
会場名 |
泉屋博古館 |
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住所 |
606-8431 京都府京都市左京区鹿ヶ谷下宮ノ前町24 |
電話番号 |
075-771-6411 |
会期 |
2025年9月27日~2025年12月14日 |
開館時間 |
10:00〜17:00(最終入館時間 16:30) |
休館日 |
月曜日、10月14日、11月4日・25日(10月13日、11月3日・24日は開館) |
料金 |
一般 1,200円(1,000円) 学生 800円(700 円) 18歳以下無料 |
備考 |
交通案内 |
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※当選発表はチケットの発送をもってかえさせていただきます。
2025年10月6日~2025年10月13日
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