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更新日:2024年1月1日

理事長あいさつ

相互扶助を原動力に 会員の夢と安らぎを紡ぐ

  昨年を振り返ると、新型コロナウイルス感染症の位置づけが5類へ移行し、社会経済活動の正常化が一段と進んだことは明るい兆しとなりました。 しかし、エネルギーや食料品の価格が上昇するなど、引き続きインフレ圧力が高まっており、私たちの日常生活への影響は増す一方です。
  そのような中、日本は労働人口に関する深刻な問題に直面しており、私たちは世界に先駆けて50歳以上の人口が全人口の5割を超える状況と向き合うこととなります。この高齢化と労働人口の減少に伴う諸問題は、物流や運送をはじめ、あらゆる業界において大きな課題となっています。教育現場においても教職員のなり手不足は深刻な課題であり、兵庫県、神戸市とも教職員未配置の解消に向けた取組みが急務な状況です。
  このような環境のもと、厚生会では2024年度から2027年度にわたる4年間の中期経営計画をスタートさせます。掲げるビジョンは「夢と安らぎを紡ぐ」。このビジョンに、“変容する現代社会において、会員の皆さまが「夢を抱き」、「安らぎを実感できる」、このことを会員相互の助け合いや、厚生会のサポートにより一本の美しい糸を紡ぐように実現していきたい”という思い・願いを込めました。厚生会は、1968年の組織発足以来、理念である相互扶助の精神を原動力に、福利厚生事業を通じて会員の生活支援と、兵庫の教育現場に貢献することで成長し、昨年は設立55周年を迎えることができました。今後も全国に類例を見ない教職員の総合福祉団体の強みを活かし、相互扶助の精神を大切にしながら、新しい時代に合わせた変化を取り入れ、持続的に成長する組織をめざしてまいります。
 引き続き、厚生会の組織運営と各事業活動に対するご理解とご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。
 

理事長 森戸 卓也