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ホーム > 学校・授業の教材 > 郷土の民話 > 『郷土の民話』西播編 > ヤマタのオロチと落地〈おろち〉(上郡町)

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更新日:2013年2月18日

ヤマタのオロチと落地〈おろち〉(上郡町)

上郡町船坂の落地〈おろち〉にまつわる話です。

昔、船坂村を「舟坂村」と書いていたように、ここは湖〈みずうみ〉でありました。旅人は、ここを舟に乗って渡らなければならず、非常に困難をきわめていたといわれています。それというのは、湖の中に大蛇が住んでいたからです。
有名な「ヤマタのオロチ」と呼ばれる大蛇のことで、頭が八つ、尾が八つ、背中に苔〈こけ〉を生やし、大木が生い茂っていたといわれるヤマタのオロチを、すさのおの尊〈みこと〉が退治されたのは大へん有名な話ですが、この地方の人びとは、出雲〈いずも〉のことでなく、この地が本当の場所であると信じています。
名も大蛇〈おろち〉村といっていましたが、明治時代に落地と改名され、今もその名で呼ばれています。

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