• お問い合わせ
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • サイトマップ
  • 携帯サイト

メニュー

ホーム > イベント > チケットプレゼント検索 > 牛腸茂雄 写真展 “生きている”ということの証 市立伊丹ミュージアム

ここから本文です。

更新日:2023年11月20日

牛腸茂雄 写真展 “生きている”ということの証 市立伊丹ミュージアム

本年に没後40年を迎え、『牛腸茂雄全集』(赤々舎)が刊行されるなど注目を集める写真家、牛腸茂雄(1946-83)の回顧展を開催します。
新潟県に生まれた牛腸は、3歳で胸椎カリエスを患い、長期間にわたって下半身をギプスで固定される生活を余儀なくされたことから成長が止まり、生涯、ハンディキャップとともに生きていくこととなりました。10代からデザインの分野で非凡な才能を見せた牛腸にとって大きな転機となったのが、高校卒業後にデザイナーを志して進学した桑沢デザイン研究所で大辻清司と出会ったことでした。大辻は戦後写真史に重要な足跡を残した写真家であるとともに、新しい世代の礎となる才能を数多く見出した優れた教育者でもありました。「もしこれを育てないで放って置くならば、教師の犯罪である、とさえ思った」と、牛腸の才能を見出した大辻の説得により、牛腸は写真の道を歩むこととなったのです。
レンズを通して見つめる新たな世界を獲得した牛腸は、憑かれるように創造の世界に没頭しました。そして、限られた命であることを自覚し、「”生きている”ということの証」として写真集の制作に力を注ぎました。何気ない日常で出会った子どもたち、家族、友人と、静逸で淡々とした作品の奥からこちらを見つめる被写体のまなざしは、写真を通して「自分と世界との関わり」を探求しつづけた牛腸のポートレイトでもあります。そこには、日々のなかで「見ること」と「見られること」、「自己」と「他者」との関係性を意識してきた牛腸の深い洞察と、常にはじめて世界を見たような初々しさとが共存しています。
本展では、生前に制作された写真集『日々』1971年、『SELF AND OTHERS』1977年、『扉をあけると』1980年、『見慣れた街の中で』1981年に収録された作品と、未完に終わった『幼年の「時間(とき)」』、関連資料など約200点を展示し、牛腸のまなざしに迫ります。

牛腸茂雄1

『SELF AND OTHERS』1977 年発行 ©Hiroichi Gocho

牛腸茂雄2

『日々』1971 年発行 ©Hiroichi Gocho

詳細

会場名

市立伊丹ミュージアム 展示室2・3・5

住所

〒664-0895 伊丹市宮ノ前2丁目5-20

電話番号

072-772-5959(代表)

会期

2023年11月3日~2023年12月24日

開館時間

10:00~18:00(入館は 17:30 まで)

休館日

月曜日

料金

一般 1,000(900)円、大高生 700(600)円、中小生 400(300)円
※( )内は20名以上の団体料金
※兵庫県内の小中学生はココロンカード提示にて無料
※伊丹市内在住の高齢者割引有(平日は60歳以上、土日祝は65歳以上)

チケットプレゼント内容

こちらの招待券をペア5組10名にプレゼント!
下の「チケットプレゼント応募フォーム」からご応募ください。
※当選発表はチケットの発送をもってかえさせていただきます。

募集期間

2023年11月20日~2023年11月26日

チケットプレゼント応募フォーム

お問い合わせ

情報管理部広報係

電話番号:078-331-9962

ファクス番号:078-331-8022